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Senior Course 血清
ウイルスの血清学的検査
著者: 中村正夫1
所属機関: 1国立病院医療センター研究検査科
ページ範囲:P.1354 - P.1355
文献購入ページに移動ウイルス検査の問題点
ウイルス学の進歩はめざましいものがあり,これに伴って,臨床ウイルス検査に関しても,方法あるいは技術面に多くの進展がみられている.現在,ウイルス検査の必要性も認められ,その目的も理解されつつあると思うが,一方においては,なお問題点も多い.そのため,ウイルス検査が日常検査として,一般病院検査室などで行われる場合の障害となっている.これはウイルス血清学的検査に限った問題ではなく,ウイルス検査全般に関係していると思われるので,全体の立場からの問題点を考え,さらに,このうち特に血清検査に関係すると思われる点についても述べたいと思う.
ウイルス学の進歩はめざましいものがあり,これに伴って,臨床ウイルス検査に関しても,方法あるいは技術面に多くの進展がみられている.現在,ウイルス検査の必要性も認められ,その目的も理解されつつあると思うが,一方においては,なお問題点も多い.そのため,ウイルス検査が日常検査として,一般病院検査室などで行われる場合の障害となっている.これはウイルス血清学的検査に限った問題ではなく,ウイルス検査全般に関係していると思われるので,全体の立場からの問題点を考え,さらに,このうち特に血清検査に関係すると思われる点についても述べたいと思う.
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