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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻13号

1974年12月発行

文献概要

特集 日常臨床検査法 Ⅱ.化学

5.単能機器分析—1)アンペロメトリー,クーロメトリー機器

著者: 宮地隆興1

所属機関: 1山口大・中検

ページ範囲:P.1428 - P.1432

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 体液中の各種物質の濃度を測定して,体内で起こっている状態が,正常かあるいは病的かを明らかにしようとする努力が臨床検査として広く発展し,多くの方法が実施されている.そのうちで電気化学的な原理に基づき,電極を用いて各物質の濃度を測定することが,たいせつな化学分析法のひとつとして最近注目をあびてきた.本方法は簡単で迅速で精度もよく,緊急時の検査法として最良のものと考えられる.以下,一般的原理とその応用例をクロライドメーターとグルコースアナライザーにとって紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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