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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻13号

1974年12月発行

特集 日常臨床検査法

Ⅳ.血清

3.リウマチ血清反応のすすめ方

著者: 長田富香1

所属機関: 1東京女子医大・中検

ページ範囲:P.1485 - P.1487

文献概要

 リウマチ血清反応の目的は,慢性関節リウマチ患者の血中に出現するリウマチ因子(reumatoid factor)の検索である.しかしリウマチ血清反応として広く行われているRAテストの各種疾患における陽性率は,表11)にみるように膠原病をはじめ,肝疾患,腫瘍,ウイルス疾患などにも高頻度に陽性反応を示すことが明らかにされた.そこで現在ではRAテストは慢性関節リウマチの診断のほかに,多くの自己免疫性疾患の診断の一助としても利用されるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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