文献詳細
特集 日常臨床検査法
Ⅳ.血清
文献概要
抗核抗体
全身性エリテマトーデス(SLE)でLE細胞が見いだされるが,LE細胞形成に抗核抗体が重要な意義を有している.抗核抗体は,(1)DNAに対する抗体,(2)核タンパクに対する抗体,(3)ヒストン(histone)に対する抗体,(4)核分画のリン酸エキスなどを含み,核タンパクに対する抗体がLE現象に関係すると考えられている.すなわちLE因子は抗核タンパク抗体の一部であるといわれている.
全身性エリテマトーデス(SLE)でLE細胞が見いだされるが,LE細胞形成に抗核抗体が重要な意義を有している.抗核抗体は,(1)DNAに対する抗体,(2)核タンパクに対する抗体,(3)ヒストン(histone)に対する抗体,(4)核分画のリン酸エキスなどを含み,核タンパクに対する抗体がLE現象に関係すると考えられている.すなわちLE因子は抗核タンパク抗体の一部であるといわれている.
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