icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻13号

1974年12月発行

特集 日常臨床検査法

Ⅳ.血清

5.抗核抗体検査のすすめ方

著者: 渡辺言夫1

所属機関: 1杏林大・小児科

ページ範囲:P.1490 - P.1492

文献概要

抗核抗体
 全身性エリテマトーデス(SLE)でLE細胞が見いだされるが,LE細胞形成に抗核抗体が重要な意義を有している.抗核抗体は,(1)DNAに対する抗体,(2)核タンパクに対する抗体,(3)ヒストン(histone)に対する抗体,(4)核分画のリン酸エキスなどを含み,核タンパクに対する抗体がLE現象に関係すると考えられている.すなわちLE因子は抗核タンパク抗体の一部であるといわれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら