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特集 日常臨床検査法 Ⅵ.病理
2.細胞診のための検体採取・固定・染色
著者: 池田栄雄1 田中昇2
所属機関: 1千葉県がんセンター臨床検査部細胞診 2千葉県がんセンター研究所
ページ範囲:P.1525 - P.1529
文献購入ページに移動多くの場合,検体採取が医師の手によって行われるが(婦人科,穿刺など),排出ないし採取された材料がラボラトリー・サイトロジーに送られ,それからスメアを作る喀痰,穿刺液,胃液,髄液などに対する技術的な操作は,すべて技師にまかせられる領域で,スメアの良否を左右する重要なる責任を負っているので,十分に習熟しておかなければならない,細胞診専門技師に限らず,検査技師全般に通じてひととおりは修練しておく必要がある.所属検査部で細胞診を実施していない場合でも,固定標本を専門施設に送付すれば細胞診の目的は達せられるからである.
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