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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻2号

1974年02月発行

文献概要

カラーグラフ

Yersinia enterocolitica

著者: 丸山務1

所属機関: 1都立衛生研究所・微生物部

ページ範囲:P.130 - P.131

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 Yersinia enterocoliticaの感染病像は多彩であるが,発生頻度としては,幼児の下痢症,および虫垂炎を疑わせる胃腸炎症状が最も多い.本菌は腸内細菌科としての一般的性状を示し,分離,同定法も赤痢菌やサルモネラに準ずる.ただし,分離培養および確認培養の一部は25℃ 48時間の条件で行う.本菌感染症では血中抗体価の著しい上昇が認められる場合が多いので,抗体価の測定は診断的な意義を持っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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