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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻2号

1974年02月発行

文献概要

検査室の用語事典

常用病名

著者: 伊藤巌1

所属機関: 1東大第2内科

ページ範囲:P.223 - P.223

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10)エリテマトーデス;lupus erythematodes
 全身性エリテマトーデス(略称SLE)とも呼ばれ,患者の80〜90%が女性で,発病は15〜40歳に多い.膠原病の一種で,原因については自己免疫説が有力である.臨床症状は多彩で,顔面の定型的な蝶形発疹を欠くことも少なくない.血液または骨髄穿刺液からLE細胞を証明することが,診断上重要である.しばしば腎病変を伴い,その程度が予後を左右する.治療には副腎皮質ホルモンが用いられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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