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付・私たちの検査室
新しい検査室へ飛躍!
著者: 工藤是祐
所属機関:
ページ範囲:P.233 - P.233
文献購入ページに移動 歴史的にみると,当療養所は他の病院とは異なり,研究所の診療部門として発足したために,臨床検査室が独立の機能を持つようになったのは比較的近年のことである.
附属療養所の開設は昭和22年であるが,当初,検査室として結核菌検査を中心とする1室と洗浄滅菌室が用意され,医師1,検査手4がこれにあたった(研究所には以前から病理,細菌,生化学の3部門があった).この状態がしばらく続いたのち,結核の化学療法時代にはいり,また臨床検査の成長期にもあたり昭和35年ごろから急速に規模を拡大して現在に至っている.したがって現在の部屋は需要の増大に応じ,他目的の部屋を次々に譲り受けたため,まにあわせの感が深く,また器材も十分とはいえず,およそ時代の先端をいく検査室といった外観はない.
附属療養所の開設は昭和22年であるが,当初,検査室として結核菌検査を中心とする1室と洗浄滅菌室が用意され,医師1,検査手4がこれにあたった(研究所には以前から病理,細菌,生化学の3部門があった).この状態がしばらく続いたのち,結核の化学療法時代にはいり,また臨床検査の成長期にもあたり昭和35年ごろから急速に規模を拡大して現在に至っている.したがって現在の部屋は需要の増大に応じ,他目的の部屋を次々に譲り受けたため,まにあわせの感が深く,また器材も十分とはいえず,およそ時代の先端をいく検査室といった外観はない.
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