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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻2号

1974年02月発行

文献概要

Senior Course 血清

ウイルスの血清学的検査—補体結合(CF)反応

著者: 中村正夫1

所属機関: 1国立東京第一病院研究検査科

ページ範囲:P.238 - P.239

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 ほとんどのウイルスについて行いうること,また,手技も比較的簡単であるので,ウイルスの血清学的検査方法として最も広く応用されている.
 CF反応は一般に感度が低く,特異性の点で他の反応に多少劣る。また,抗体価の上昇も遅い.乳幼児では一般に抗体産生能が低いため,CF抗体価が認められない場合もある.このようなことは本反応の短所である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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