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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻2号

1974年02月発行

文献概要

Senior Course 生理

心音図

著者: 田中久米夫1

所属機関: 1神戸中央市民病院循環器センター内科

ページ範囲:P.244 - P.245

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 心音図は1894年W.Einthovenにより始められたが,臨床的使用に耐えうる心音計は,第二次大戦を契機として進歩を遂げた電子工業により完成をみたものである.
 心音図は,臨床的には聴診所見の客観化および恒久的保存記録として利用され,正確な時相の決定や分析もでき,心機図法を応用すればいっそう詳しい心機能の状態をつかみうるなど,心機能検査には欠くことのできないもののひとつである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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