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タンパク質の免疫化学的定量法
著者: 中村弘1
所属機関: 1東大医科研細菌学研究部
ページ範囲:P.271 - P.276
文献購入ページに移動 タンパク質の免疫化学的定量法は,タンパク質の抗原性を利用してそれに対する特異抗体との間に形成される抗原抗体反応結合物の測定から抗原タンパク量を求める方法である.したがって,その反応の特異性や,抗原抗体反応が化学量論的に扱いうるものであること,またその反応の機構に関する知識は,この方法を用いての定量結果の正しい理解に役だつと思われるので,抗原抗体反応の基礎と,測定方法の原理を主体に記すことにした.
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