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異常値の出た時・15
ロイシンアミノペプチダーゼ
著者: 植手鉄男1 清水秀子1
所属機関: 1田附興風会医学研究所北野病院臨床検査部
ページ範囲:P.286 - P.292
文献購入ページに移動 血清中ロイシンアミノペプチダーゼ(LAP)**活性測定は,1958年Goldbargらにより肝臓癌診断に利用価値のあることが報告された1).その後,肝臓癌診断への利用価値は疑問視され,妊娠時の胎盤機能の診断,閉塞性黄疸,肝炎,悪性腫瘍の肝転移の診断に本酵素活性の測定が有用であることが明らかとなった。本論文においてはその異常値をいかに判断するかを,次の諸点より考えてみることとする.
(1)ロイシンアミノペプチダーゼ測定法の比較と臨床利用における問題点,すなわち異常値との関係
(1)ロイシンアミノペプチダーゼ測定法の比較と臨床利用における問題点,すなわち異常値との関係
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