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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻3号

1974年03月発行

文献概要

研究

血清鉄松原改良法(国際標準法の改良)の測定経験

著者: 谷敷輝夫1

所属機関: 1北大医学部附属臨床検査技師学校

ページ範囲:P.304 - P.306

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はじめに
 血清鉄の測定は臨床検査室において重要な検査種目であり,測定技術の熟練を必要とするもののひとつである.
 多忙な臨床検査室において簡便に血清鉄の測定が行えるようにと,直接法をキット化し市販されるようにもなった.しかし,多忙な臨床検査のなかで直接法キットの有用性が高いとはいえ,これまでの測定経験から種々問題点が含まれていると思われ,現時点においても,発色試薬にバソフェナンスロリンを用いる除タンパク法による測定方法が最もすぐれており,信頼しうる情報を得られるものと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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