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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻3号

1974年03月発行

文献概要

日常検査の基礎技術

電気泳動と血清タンパク分画

著者: 河野均也1 大島寿美子2

所属機関: 1日大臨床病理 2日大板橋病院臨床検査科

ページ範囲:P.327 - P.334

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 電気泳動法は血清タンパクの分画法として広く日常臨床検査に応用されているが,この電気泳動法は種々の支持体を用いたり,あるいは特殊な染色を実施することにより,リポタンパクをはじめ,糖タンパク,血色素およびイソ酵素の分画の検討など多方面にわたって応用が可能であり,重要な臨床検査法のひとつとして普及している.電気泳動法は一般に普及しているとはいえ,適切な操作を実施しないかぎり正しい成績は得られない.そこで,ここでは日常検査として実施されているセルロースアセテート電気泳動法および免疫電気泳動法について,実施上の注意点を中心に述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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