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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻3号

1974年03月発行

Senior Course 生理

心カテーテルと心電計

著者: 加藤和三1

所属機関: 1心臓血管研究所

ページ範囲:P.362 - P.363

文献概要

 心臓カテーテル検査に際してはカテーテル操作に伴って種々の不整脈(刺激生成・伝導異常)が起こる.それらの中にはきわめて重大なものがある一方,それ自体それほど危険でないものもあるが,大部分はさらに重篤な不整脈に発展する可能性を有し,また対象が心疾患患者であることから一般に症状が強い.検査を円滑に遂行し所期の目的を達成するためには,なるべく早期にこれらの不整脈を発見しそれに対処することが重要で,常にモニターにより心電図(通常IIまたはI)を監視することが不可欠である.心電図のモニターはまたカテーテルによる心房・心室壁の傷害を避けるのにも有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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