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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻4号

1974年04月発行

文献概要

カラーグラフ

造血幹細胞

著者: 平嶋邦猛1 川瀬淑子1 大谷正子1

所属機関: 1放射線医学総合研究所障害臨床研究部

ページ範囲:P.370 - P.371

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 "Today's research becomes tomorrow's routine"ということばが,米国NIHのClinical Centerの案内書の冒頭に書かれている.人間の造血幹細胞の形態をこのカラーグラフにあげられないのは残念である.それは,幹細胞の追求が,いまだにもっぱら機能的な検索法によってなされている現状だからである.目下のところ研究は,マウスを主とする実験動物を用いて行われている.しかし,これらの実験成績とか最近発展してきたin vitro培養法とをヒト骨髄細胞にも応用することにより,人体の幹細胞の形態・機能の全貌が明らかにされる日も近い.ここでは,総説に述べた実験法に対応する標本を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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