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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻4号

1974年04月発行

文献概要

組織と病変の見方—肉眼像と組織像の対比

内分泌器とその病変(1)

著者: 金子仁1

所属機関: 1日本医大老人病研究所基礎部

ページ範囲:P.461 - P.464

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内分泌臓器のうち,下垂体および松果体につき記載する.下垂体は前葉,中葉,後葉と分けられ,前葉に嫌色素細胞(ACTHの産生).好酸性細胞(成長ホルモンGHを産生),好塩基細胞(性腺刺激ホルモンを産生)があり,中葉は色素細胞刺激ホルモンを出すといわれ,後葉からは抗利尿ホルモン.血圧上昇ホルモンなどを出す.
松果体の機能は明らかでないが,中葉ホルモンと拮抗するとの説がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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