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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻5号

1974年05月発行

文献概要

新しいキットの紹介

血清GOT,GPT活性の簡易紫外部測定法の基礎的検討

著者: 荒明洋1 佐々木禎一1 大水幸雄1

所属機関: 1札幌医大病院中検

ページ範囲:P.544 - P.547

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はじめに
 わが国では血清中GOT, GPT活性の測定は,実際的便宜を強調して多くはReitman-Frankelの比色法1)(以下R-F法)によっている.しかし酵素化学的に考えると反応初速度の解析によるべきで,したがって外国の病院検査室で広く用いられているように,紫外部測定法(以下UV法)2,3)が最も適正であると考えられる4,5)
 それにもかかわらず,従来UV法が臨床検査の分野でそれほど普及してなかったのは,測定には比較的高価なUV測定用光度計を要すること,あるいは測定操作が繁雑であったなどが原因としてあげられている5)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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