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検査機器のメカニズム・29
水平振盪器
著者: 鈴木武雄1
所属機関: 1国立横須賀病院研究検査科
ページ範囲:P.566 - P.567
文献購入ページに移動 梅毒血清反応ガラス板法は,血清への抗原浮遊液の滴下が終わったら,反応板を1分間120回振幅50mmで5分間回転して反応を起こさせるが,手動でこの回転を行うことは,なかなかたいへんであり,また不正確になりやすいので,たいていの検査科では電動機による水平振盪器を使用している.現在市販されている水平振盪器は,自在腕による載物板回転振り止め方式,あるいはスプリング柱による載物板回転振り止め方式などがあるが,一般的には前者が多く用いられているようであるので,ここでは自在腕による載物板回転振り止め方式について解説する.
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