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血清学的検査
著者: 伊藤忠一1
所属機関: 1東北大中検
ページ範囲:P.570 - P.570
文献購入ページに移動36) Fab
免疫グロブリン(特にIgG)をパパインで処理することによって得られる画分で,抗原と結合する活性を有しているのでこう呼ばれる.IgGをタンパク分解酵素で処理したり,還元アルキル化したりするとFabのほかにいろいろの画分が得られるが図にそれを模式化して示した.IgA,IgMについても同様の画分が得られる.
免疫グロブリン(特にIgG)をパパインで処理することによって得られる画分で,抗原と結合する活性を有しているのでこう呼ばれる.IgGをタンパク分解酵素で処理したり,還元アルキル化したりするとFabのほかにいろいろの画分が得られるが図にそれを模式化して示した.IgA,IgMについても同様の画分が得られる.
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