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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻5号

1974年05月発行

文献概要

Senior Course 病理

臨床病理学的立場よりみた電子顕微鏡学・5—電子染色法およびネガティブ染色法

著者: 相原薫1

所属機関: 1日本医大病理,中央電顕室

ページ範囲:P.588 - P.589

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 今回は主として組織の電顕観察に不可欠な電子染色について述べる.これは非特異的に重金属塩溶液中で試料のコントラストを高める一般電子染色と試料および乾燥したMediumとの電子密度の差異を利用してコントラストをつけるネガティブ染色法があり,それぞれ広く利用されている.まず電子染色法の代表的試薬については表3に示したとおりで特に酢酸ウランと塩基性鉛が賞用される。鉛類染色の代表的手技は表2のごとくであり,現今では酢酸ウランと鉛類染色を併用した方法が広く用いられるに至っているので,この二重染色法を表1に示した.ネガティブ染色の具体的応用例については表4を参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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