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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻7号

1974年07月発行

文献概要

カラーグラフ

尿検査に及ぼす薬剤干渉

著者: 猪狩淳1

所属機関: 1順天堂大学・臨床病理

ページ範囲:P.712 - P.713

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 臨床検査成績に及ぼす薬剤の影響には薬剤による直接干渉(妨害)と間接干渉(妨害)があろう.検査室で問題となるのはこのうら直接干渉である.薬剤による直接干渉は,検体試料中に薬剤(薬剤代謝産物)が混入し,(1)検査目的物質の測定が不可能な場合,(2)測定はでき,結果も得られるが正確度の保証はないという場合である.
 臨床検査のうち最も検査頻度の高い尿定性検査について,比較的検査室でみられる薬剤干渉例をあげてみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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