文献詳細
文献概要
カラーグラフ
尿検査に及ぼす薬剤干渉
著者: 猪狩淳1
所属機関: 1順天堂大学・臨床病理
ページ範囲:P.712 - P.713
文献購入ページに移動 臨床検査成績に及ぼす薬剤の影響には薬剤による直接干渉(妨害)と間接干渉(妨害)があろう.検査室で問題となるのはこのうら直接干渉である.薬剤による直接干渉は,検体試料中に薬剤(薬剤代謝産物)が混入し,(1)検査目的物質の測定が不可能な場合,(2)測定はでき,結果も得られるが正確度の保証はないという場合である.
臨床検査のうち最も検査頻度の高い尿定性検査について,比較的検査室でみられる薬剤干渉例をあげてみよう.
臨床検査のうち最も検査頻度の高い尿定性検査について,比較的検査室でみられる薬剤干渉例をあげてみよう.
掲載誌情報