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市販フィブリンカンテン平板を用いた抗プラスミンの測定法に関する検討
著者: 宮谷勝明1 高畑譲二2 福井巌3
所属機関: 1宇治黄檗病院臨床検査科 2宇治黄檗病院内科 3京都府立医大・臨床検査部
ページ範囲:P.769 - P.771
文献購入ページに移動プラスミンの発現にはプラスミノゲンをも含めた活性化因子と同じ比重で抗プラスミン系因子についても十分考慮しなければならない.
抗プラスミンを測定するには,きわめて純粋なプラスミン製剤が必要とされるが,松岡ら1,2)によると,ミドリ十字のヒトプラスミンはフィブリン平板法で抗プラスミンを測定するのに十分耐えられることを報告し,著者ら3)もNovo社のブタプラスミンをも加えて検討を行い同じような成績を報告したが,今回はHylandのフィブリンカンテン平板を用いて抗プラスミンを測定する場合の測定条件について吟味を行ったので,その成績を報告する.
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