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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻7号

1974年07月発行

文献概要

新しい機器の紹介

ベックマングルコース分析計(Beckmann Glucose Analyzer)による血糖・尿糖の測定について

著者: 松尾武文1 石浜義民1 佐々木茂生1

所属機関: 1兵庫県立淡路病院臨床検査部

ページ範囲:P.772 - P.774

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はじめに
 緊急検査としての血糖検査は,治療内容を左右する性質のものであり,多数検体の同時処理方式よりも少数検体のくり返し測定が容易な方式が好ましい.この目的で,ブドウ糖酸化酵素を用いたDextrostix法が開発されており専用の反射計もあるが1),測定値は半定量的な結果であると考えられている.
 私どもは,除タンパク操作が不要で,しかも検体を直接ブドウ糖酸化酵素と作用させてブドウ糖濃度を測定する酸素電極法2,3)を原理としたBeckmann Glucose Ana-lyzer (ERA-2001型)を用いて検討を行ったので以下に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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