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雑誌詳細

文献概要

研究

ヒト嬰胎児血の血清学的鑑別法

著者: 大嶋博1 渡辺嘉彦1 吉田宏1 向山明孝2 加藤博1 池本卯典2

所属機関: 1神奈川県科学捜査研究所 2科学警察研究所

ページ範囲:P.875 - P.877

 原発性肝癌患者診断用として市販されている抗α-フニトプロティン抗体および抗ハプトグロビン抗体,抗IgA抗体を併用することにより,胎児血痕と成人血痕とが容易に鑑別できた.また,母体血との混入および原発性肝癌患者血も鑑別できた.
 また,胎児血痕については約60日経過後まで判定することが可能であった.

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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