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検査室の用語事典
常用病名
著者: 伊藤巌1
所属機関: 1東大第2内科
ページ範囲:P.911 - P.911
文献購入ページに移動63)ダウン症候群;Down's syndrome
蒙古人症(mongolism)とも呼ばれる.常染色体異常による先天性の疾患である.精神薄弱・小頭・短頭・短頸を呈し,眼裂は内下方に向かう,頬骨弓が突出し,鼻根は低く幅広く,顔面は扁平である.口唇は肥大し,舌も厚く大きい.耳翼は小さい.骨格の変化も著明で,手足は小さく不恰好である.性器発育異常・心血管奇形を伴うこともある.
蒙古人症(mongolism)とも呼ばれる.常染色体異常による先天性の疾患である.精神薄弱・小頭・短頭・短頸を呈し,眼裂は内下方に向かう,頬骨弓が突出し,鼻根は低く幅広く,顔面は扁平である.口唇は肥大し,舌も厚く大きい.耳翼は小さい.骨格の変化も著明で,手足は小さく不恰好である.性器発育異常・心血管奇形を伴うこともある.
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