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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻9号

1974年09月発行

文献概要

カラーグラフ

子宮細胞診

著者: 池田栄雄1 田中昇2

所属機関: 1千葉県がんセンター細胞診室 2千葉県がんセンター細胞診室研究所

ページ範囲:P.932 - P.933

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高い確診率と精度維持には十分訓練された細胞診スクリーナーと細胞診医の組み合わせによらなければならない.そのためには特別な訓練と研修がぜひとも必要である.日本臨床病理学会と日本臨床細胞学会と共同で細胞検査士資格認定の制度(C.T.(J.C.C.))が始められて5年になる.International Academy of Cytology (I.A.C.)も1971年にI.A.C.認定のCyto-technologist (C.T.(I.A.C.))の制度を始め,わが国からはC.T.(J.C.C.)にだけ受験資格が与えられ,95%の好成績で合格し,現在200名近いC.T.(I.A.C.)が生まれている.細胞診にはある方式と基準があって,オーソドックスな勉強方式が必要であり,これが標準化につながる.ここに日常しばしば遭遇する婦人科材料の細胞診をかかげて参考に供したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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