文献詳細
霞が関だより・27
文献概要
臨床検査に大きな関係のある問題としては血液問題がある.
昭和45年に衛生検査技師法が一部改正されて臨床検査技師が誕生したが,その大きな特徴は,部位・方法が制限されているとはいえ,8項目の生理学的検査と並んで"採血"ができるようになったことである.血液問題は病院や診療所における検査部門での業務範囲および診療報酬点数上の取り扱いといった問題以外に,前から大きな問題があった.今回はこの血液問題にスポットをあて,今般行われた「血液問題研究会」(厚生大臣の諮問機関)の中間報告を取りあげ概略を記してみた.
昭和45年に衛生検査技師法が一部改正されて臨床検査技師が誕生したが,その大きな特徴は,部位・方法が制限されているとはいえ,8項目の生理学的検査と並んで"採血"ができるようになったことである.血液問題は病院や診療所における検査部門での業務範囲および診療報酬点数上の取り扱いといった問題以外に,前から大きな問題があった.今回はこの血液問題にスポットをあて,今般行われた「血液問題研究会」(厚生大臣の諮問機関)の中間報告を取りあげ概略を記してみた.
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