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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻9号

1974年09月発行

文献概要

Senior Course 生理

トレッドミルによる運動負荷生理検査

著者: 藤田良範1 林正博1 成沢達郎1

所属機関: 1昭和大第3内科

ページ範囲:P.1042 - P.1043

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 運動負荷試験は心・肺機能検査の目的のために広く使用されている.本文においては循環器機能検査としての運動負荷試験について述べてみることにする.つまり運動負荷試験はおもに疾患の診断(たとえば労作狭心症の患者,または潜在性冠不全を有している患者で安静時心電図では全く変化を示さないような場合)のためのみならず明らかに心臓疾患を有している患者でもその時点の心機能状態を負荷をすることにより,より客観的に知り,その患者の日常労作可能量をみたり,また心筋硬塞患者などに適当量の負荷を加えていくことにより側副血行路の発達を促進したり,つまり"リハビリテーション"としても有用なものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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