icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻10号

1975年10月発行

文献概要

研究

キナーゼテストの細分判定法

著者: 斎藤功1 井上馨1 横山桂子1 長谷川妙子1 橘文紀1

所属機関: 1福島県立会津総合病院中央臨床病理部

ページ範囲:P.1082 - P.1084

文献購入ページに移動
緒言
 溶連菌感染症の血清学的診断法としてASO価測定が広く行われているが,本反応単独では本症の診断は不確実であり,その他の本菌体外産物抗体を併用測定することが望まれる1)
 なかんずく抗ストレプトキナーゼ(ASK)の測定が,近年簡単に行えるようになった.すなわち,患者血清にホルマリン,タンニン酸処理のヒツジ赤血球にストレプトキナーゼ吸着の抗原を作用し,間接的に赤血球凝集反応よりASKを測定するものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?