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学会印象記 第9回国際臨床化学会議
臨床化学の新たな指向—診断から治療へ
著者: 加野象次郎1
所属機関: 1慶大中検・臨床化学
ページ範囲:P.1133 - P.1133
文献購入ページに移動 第9回国際臨床化学会議(9th International Congresson Clinical Chemistry)は,7月13日から18日までカナダのトロントで開催された.カナダはインスリンの発見者BantingとBestを生んだ国であるが,現在もIUPAC(International Union of Pure and AppliedChemistry)で活躍しているTonksの名や,雑誌Cli-nical Biochemistryで知られるように,臨床化学の面でも国際的に大きな役割を果たしていることは,改めてふれるまでもない.
さて,会議は開催国のカナダおよび隣接の米国を中心とし世界各国から2,500名を越える参加者を得て,教育講演3,シンポジウム12(計50演題),そして481にのぼる一般演題と,まさに盛大そのものであった.日本からも,20余名の参加者があり,16演題が発表された.
さて,会議は開催国のカナダおよび隣接の米国を中心とし世界各国から2,500名を越える参加者を得て,教育講演3,シンポジウム12(計50演題),そして481にのぼる一般演題と,まさに盛大そのものであった.日本からも,20余名の参加者があり,16演題が発表された.
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