icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻10号

1975年10月発行

文献概要

学会印象記 第9回国際臨床化学会議

臨床化学の新たな指向—診断から治療へ

著者: 加野象次郎1

所属機関: 1慶大中検・臨床化学

ページ範囲:P.1133 - P.1133

文献購入ページに移動
 第9回国際臨床化学会議(9th International Congresson Clinical Chemistry)は,7月13日から18日までカナダのトロントで開催された.カナダはインスリンの発見者BantingとBestを生んだ国であるが,現在もIUPAC(International Union of Pure and AppliedChemistry)で活躍しているTonksの名や,雑誌Cli-nical Biochemistryで知られるように,臨床化学の面でも国際的に大きな役割を果たしていることは,改めてふれるまでもない.
 さて,会議は開催国のカナダおよび隣接の米国を中心とし世界各国から2,500名を越える参加者を得て,教育講演3,シンポジウム12(計50演題),そして481にのぼる一般演題と,まさに盛大そのものであった.日本からも,20余名の参加者があり,16演題が発表された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?