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特集 ウイルス疾患の検査法 カラーグラフ
ウイルス抗原の検索—螢光抗体法
著者: 倉田毅1
所属機関: 1東大医科学研究所病理学研究部
ページ範囲:P.1152 - P.1153
文献購入ページに移動 抗原とそれに対応する抗体とが特異的に結合することを利用して,あらかじめ抗体に螢光色素を標識しておき,螢光顕微鐘により,組織または細胞中の抗原の存在分布を調べる方法が螢光抗体法である.ウイルス学分野においては応用範囲は極めて広く,特に日常検査室でのウイルス抗原の検索には絶対欠かせない手技となっている.短時間で結論が出る点で迅速診断法として極めて有益である.
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