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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻11号

1975年11月発行

文献概要

特集 ウイルス疾患の検査法 ウイルス検査法概論

ウイルス検査室のデザイン—螢光抗体法・ウイルス分離

著者: 中村健1

所属機関: 1帝京大・小児科

ページ範囲:P.1201 - P.1207

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 近年においてウイルス学,臨床ウイルス学の進展に伴ってウイルス診断学も進歩し,日常の臨床にこの成果を導入することがかなり可能になってきている.しかしいろいろな制約があって,ウイルス検査が多くの医療機関で日常検査の一分野として取り入られていないのが現状である.
 現在の検査法では検査室診断をつけるのにたいていの場合,かなりの日数がかかる.ウイルス感染症の治療に,細菌感染症の抗生物質に当たる抗ウイルス剤がほとんどの場合存在しない.技術的な問題,経済的および保険医療制度上の問題がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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