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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻11号

1975年11月発行

文献概要

特集 ウイルス疾患の検査法 ウイルス検査技術

サイトメガロウイルス

著者: 我妻嘉孝1

所属機関: 1札幌医大小児科

ページ範囲:P.1297 - P.1301

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 サイトメガロウイルスによる巨細胞封入体症は古くから知られた疾患であるが,1952年,Fetterman1)が生前の尿沈渣に核内封入体を有する巨細胞を認め,生前の診断の可能なることを推定するまでは,剖検によってのみ診断が可能であった.
 そして1956年,Smith2)によってこのウイルスが分離されるに及び,ようやくサイトメガロウイルス感染症の検索が可能となり,その種々の臨床像が解明されてきた(表1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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