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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻11号

1975年11月発行

文献概要

Senior Course 血清

—最新の免疫学的検査法—免疫不全症候群Ⅴ—治療法

著者: 冨永喜久男1

所属機関: 1九大医療短大部

ページ範囲:P.1364 - P.1365

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 前回までに免疫不全症候群の主に基礎的な部分を述べてきたが,本号ではその治療について紹介し締めくくりとしたい.
 他の疾患におけると同様,いかなる種類(前号参照)のIDであるかを早期に診断することが最も重要である.また患者の病像は感染症の反復が中心であるところから,適当な抗生物質により感染症を治癒せしめ,更にこれを予防することに努力が払われる.またIDに関する特殊療法としては,Igないし血漿の補充,骨髄や胸腺の移植に加えて最近はtransfer factorが注目されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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