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研究
OTB法による血糖測定をめぐる二,三の問題(1)
著者: 山本五郎1 山本正栄1
所属機関: 1国立療養所南京都病院研究検査科
ページ範囲:P.1426 - P.1427
文献購入ページに移動緒言
私たちは,テルモ真空採血管に採血した血液をRaBAsystemによって血糖定量を行っているうちに,解糖阻止剤が相対的に過剰になると,血糖値が見掛け上高く出ることに気付いた.また毎回試薬の混濁を来し,血糖定量を不可能とする患者があり,そのカルテを調べたところ,パンアミンDを使用しており,これがOTB試薬と混合すると混濁を起こすことを知り,検討を加えたので報告する.
私たちは,テルモ真空採血管に採血した血液をRaBAsystemによって血糖定量を行っているうちに,解糖阻止剤が相対的に過剰になると,血糖値が見掛け上高く出ることに気付いた.また毎回試薬の混濁を来し,血糖定量を不可能とする患者があり,そのカルテを調べたところ,パンアミンDを使用しており,これがOTB試薬と混合すると混濁を起こすことを知り,検討を加えたので報告する.
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