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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻2号

1975年02月発行

文献概要

症例を中心とした検査データ検討会・1

クリオ(寒冷)グロブリンを伴ったMタンパク血症を呈した症例

著者: 岩本明子1 大島寿美子1 亀井喜恵子1 河口行雄1 桑島実1 中野栄二1 土屋俊夫1

所属機関: 1日大病院検査科

ページ範囲:P.154 - P.160

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 司会(中野)症例を中心とした検査データの検討会をReversed CPC形式で始めたいと思いますが,まず土屋先生からこの検討会の意義について一言お願いします.
 土屋 いつも言っていることですが,R-CPC形式は医師が検査データから病態診断を行うトレーニングとしてやられるもので,ここで我々が行うのは,検査科で得られたデータがどのように臨床医に利用されているか,あるいは検査科に提出された血清などの検体のうらには患者さんがいるんだという実感をこの検討会でつかんでほしいと思います.我々は常に正しいデータを提供しているのかどうか,そのデータは病気とどんな関係があるのかなどを考えながら討論してもらいたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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