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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻2号

1975年02月発行

文献概要

新しい機器の紹介

網状赤血球算定用キャピロットの使用経験

著者: 勝田逸郎1 山川利邦2

所属機関: 1名古屋保健衛生大病院臨床研究検査部 2名古屋衛生技術短大

ページ範囲:P.201 - P.203

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はじめに
 1907年,A.Cesaris-DemeiはBrilliantcresyl blue(BCB),New methylene blue (NMB)などの塩基性アニリン色素で緑青色に染まる物質を赤血球中に観察し,これをSubstantia granulofilamentosaと名付けた.次いでKrumbharrは1922年,この赤血球を網状赤血球(Reticulocyte)と名付け,今日に至っている.
 網状赤血球の算定方法は表1に示したように湿潤法と乾燥法があり,それぞれ一長一短がある.今日ではこれらの方法のうち乾燥法であるBrecher法,およびHeil-meyer-Begemann法が推奨され,多く用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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