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文献概要
検査機器のメカニズム・38
サーモグラフィー(熱像法)
著者: 桜井靖久1
所属機関: 1東京女医大,心研
ページ範囲:P.220 - P.221
文献購入ページに移動絶対零度(−273℃)以上の温度にある物体においては,その物体を構成している分子や原子が運動をしているために,その表面から自然に赤外線が放射されている.赤外線はその波長が0.7〜1,000μという領域の電磁波の一種である.この赤外線の強さ(W)は,物体の表面温度(T)と物体表面の放射率(赤外線を放射する能率;ε)とによってきまる.
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