icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻3号

1975年03月発行

文献概要

臨床化学分析談話会より・19<関東支部>

臨床化学分析のむずかしさ—Caの測定法と臨床的評価

著者: 野間昭夫

所属機関:

ページ範囲:P.306 - P.306

文献購入ページに移動
 あいにく国鉄のストライキと重なり,流会とせざるを得なかった11月の第178回分析談話会関東支部会が,1か月延期となって12月17日に東大薬学部講堂において行われた.「測定法と臨床的評価」シリーズの第6回目として当日のテーマにはカルシウムが取り上げられた.
 まず測定法に関して北里大学斎藤正行先生が講演され時の流れに沿ってCa測定法がいかに改良されてきたかを,分かりやすく,かつ楽しく話された.シュウ酸沈殿法,ヨード滴定法,EDTAキレート滴定法,比色法,〔グリオキサールビス(3・ヒドロキシアニル)法,NFR法,OCPC法など〕,原子吸光法などが解説された.斎藤先生の講演中にもあったし,その後のディスカッションで問題になったことは,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?