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臨床化学分析談話会より・19<関東支部>
臨床化学分析のむずかしさ—Caの測定法と臨床的評価
著者: 野間昭夫
所属機関:
ページ範囲:P.306 - P.306
文献購入ページに移動 あいにく国鉄のストライキと重なり,流会とせざるを得なかった11月の第178回分析談話会関東支部会が,1か月延期となって12月17日に東大薬学部講堂において行われた.「測定法と臨床的評価」シリーズの第6回目として当日のテーマにはカルシウムが取り上げられた.
まず測定法に関して北里大学斎藤正行先生が講演され時の流れに沿ってCa測定法がいかに改良されてきたかを,分かりやすく,かつ楽しく話された.シュウ酸沈殿法,ヨード滴定法,EDTAキレート滴定法,比色法,〔グリオキサールビス(3・ヒドロキシアニル)法,NFR法,OCPC法など〕,原子吸光法などが解説された.斎藤先生の講演中にもあったし,その後のディスカッションで問題になったことは,
まず測定法に関して北里大学斎藤正行先生が講演され時の流れに沿ってCa測定法がいかに改良されてきたかを,分かりやすく,かつ楽しく話された.シュウ酸沈殿法,ヨード滴定法,EDTAキレート滴定法,比色法,〔グリオキサールビス(3・ヒドロキシアニル)法,NFR法,OCPC法など〕,原子吸光法などが解説された.斎藤先生の講演中にもあったし,その後のディスカッションで問題になったことは,
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