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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻4号

1975年04月発行

文献概要

カラフグラフ

r/b tubeの使用法—カラーグラフ参照

著者: 小栗豊子1

所属機関: 1順大医院中検

ページ範囲:P.382 - P.383

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 r/bシステムは,特殊な試験管を用いて作成された4種の生培地の他にインドール試薬を備えている.各々の培地はその反応に適した環境条件(好気的または嫌気的)の下で判定されるので,指示薬の色調の変化を明確に読み取ることが可能である.
 本システムは腸内細菌科の簡易同定法として開発されたものであり,したがって被検菌株はチトクローム・オキシダーゼ試験が陰性のものを用いる.またtube No.1でブドウ糖を発酵しないものも腸内細菌科以外であるから除外する.tube No.4(Soranaseの培地)はEnterobacter-Serratia群の鑑別に必要であり,その他の腸内細菌科の同定はtube No.1(r/bR 1),tube No.2(r/bR 2),tube-No.3(Cit/Rham培地)の3種でよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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