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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻4号

1975年04月発行

文献概要

研究

K-カンテンを用いた血清β-リポタンパクの比濁定量法—2.黄疸血清および溶血血清の測定成績

著者: 種村邦子1 佐々木禎一1

所属機関: 1札幌医大病院中検

ページ範囲:P.390 - P.392

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はじめに
 K-カンテンを用いた血清β-リポタンパク(以下β-Lpと略記)の比濁定量法1,2)について,反応の至適条件などを臨床検査の立場から検討評価して第1報3に報告した.
 その結果,濁度の安定性,標準物質による試薬や使用測定機器のチェックが困難である点,また測定結果を△K-カンテン(吸光度の差)で表現する不便さなど,今後解決すべき二,三の課題も指摘できるが,簡易性,特異性,再現性などの諸点からみて適切な測定法であることを確認することができた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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