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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻4号

1975年04月発行

文献概要

研究

入院時における血中HBs抗原および抗体検査の必要性について

著者: 白井美江子1 堀況子1 中野和子1 嬉野るみ子1 佐藤蓉子1 瀬戸幸子1 塚田理康1 真弓忠2

所属機関: 1虎の門病院血清検査室 2自治医大予防生態学

ページ範囲:P.396 - P.397

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はじめに
 オーストラリア抗原(以下HBs抗原)とB型肝炎ウイルスとの関係はいわれてから久しいが,病院入院患者のHBs抗原・抗体陽性率と分布,それに伴う感染予防に関してはまだデータが少ないように思われる.
 今回,入院時におけるHBs抗原・抗体の保有率・陽性者の分布などについて調べたところ興味ある結果を得,入院時にHBs抗原およびHBs抗体検査を行うことが必要と考えられたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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