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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻4号

1975年04月発行

文献概要

検査ノート

乾熱処理による硬質ガラスピペット類の容量変化

著者: 飯森糸子1 北村元仕1

所属機関: 1虎の門病院臨床化学

ページ範囲:P.400 - P.401

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 1mlおよび5mlのホールピペット,ならびに5mlのメスピペット(材質はすべて硬質1級)を180℃,10分間加熱処理を行ったが,30回の繰り返し加熱処理による容量変化は最大誤差として±0.15,±O.05および±0.2%にすぎず,一定傾向の変化は検出されなかった.この実験結果は,ガラス製容量容器は加熱してはいけないという従来の常識と異なり,感染予防などの実用上の理由によっては加熱処理ができることを示唆した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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