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新しい機器の紹介
自動染色機HISTO-TEKについて—その使用経験と検討
著者: 杉山繁雄1
所属機関: 1京大病院中検
ページ範囲:P.409 - P.413
文献購入ページに移動緒言
近年,医学の諸分野におげる自動化の進展はコンビューターの導入をはじめ,誠に日覚ましく,医療の体系およびその内容に大きな変革を迫りつつある.殊に臨床検査部門における自動化の普及は顕著であり,今日,生化学や血液検査の領域では種々の自動測定が広く施行されている.病理検査部門では標本作成段階において,自動脱水包埋装置,自動染色装置,自動研磨機など自動化ないし機械化の開発が比較的早くから行われ,現在,自動染色装置にはかなり数多くの製品が紹介されている.しかし従来の自動染色装置はその染色性や操作性において,なお一考の余地があった.この度,米国Ames社製の自動染色機HISTO-TEKを使用する機会が得られ,種々検討した結果,染色性および操作性においても良好なる成果が得られたので,それらの概略について報告する.
近年,医学の諸分野におげる自動化の進展はコンビューターの導入をはじめ,誠に日覚ましく,医療の体系およびその内容に大きな変革を迫りつつある.殊に臨床検査部門における自動化の普及は顕著であり,今日,生化学や血液検査の領域では種々の自動測定が広く施行されている.病理検査部門では標本作成段階において,自動脱水包埋装置,自動染色装置,自動研磨機など自動化ないし機械化の開発が比較的早くから行われ,現在,自動染色装置にはかなり数多くの製品が紹介されている.しかし従来の自動染色装置はその染色性や操作性において,なお一考の余地があった.この度,米国Ames社製の自動染色機HISTO-TEKを使用する機会が得られ,種々検討した結果,染色性および操作性においても良好なる成果が得られたので,それらの概略について報告する.
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