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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻4号

1975年04月発行

文献概要

日常検査の基礎技術

光学顕微鏡の操作法

著者: 藤野健1

所属機関: 1日本光学(株)光機設計部

ページ範囲:P.429 - P.436

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 顕微鏡は光学機器のうちでも最も精密なものの一つである.光学系はもとより機械部も精密に加工,組み立てそして調整されている.したがってその操作は,乱雑に行うことを絶対に避けるとともに,保守・保管についても十分に注意する必要がある.
 今日の臨床検査において不可欠な存在となっている顕微鏡を,自分自身の手足と同様に自由自在に操作できるようになるには,顕微鏡の各部の働きを十分理解し,正しい操作法を体得しておく必要がある.ここでは,臨床用として開発されたNikon-SBR-Ut型顕微鏡をモデルとして,最も一般的な観察法である透過明視野観察を中心とした光学顕微鏡の操作法と,顕微鏡の保守・保管について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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