文献詳細
Senior Course 生化学
文献概要
現在,臨床検査室で用いられている紫外部による血清トランスアミナーゼ測定法はKarmen法に準ずるものが多く,Henry,Amadorにより,更に検討され,基質濃度,温度条件などを改良し高単位まで測定することが可能になっている.
Karmen法は酵素星に比例する反応の初速度で活性値を表すため,補酵素の不安定さ,純度と活性についての問題,測定波長選択の難しさ,光電比色法の正確度などの問題点,そして換算係数を用いて計算するわずらわしさがあるにもかかわらず,他の測定法の"物差し"となっている.
Karmen法は酵素星に比例する反応の初速度で活性値を表すため,補酵素の不安定さ,純度と活性についての問題,測定波長選択の難しさ,光電比色法の正確度などの問題点,そして換算係数を用いて計算するわずらわしさがあるにもかかわらず,他の測定法の"物差し"となっている.
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