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研究
ゲラチンスライドはり付け法による膠細胞の鍍銀法
著者: 鈴木裕1
所属機関: 1慶大病理
ページ範囲:P.513 - P.515
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ホルマリンなど水溶性の固定液で固定した組織をガム・サッカロース液に入れてなじませ,クリオスタットで巻き込み防止板(Antiroll plate)を使用して薄切した切片を,遊離切片とすることなく,このまま直接ゲラチンスライドにはり付けて,凍結切片を使用する各種の染色法を,ちょうどパラフィン切片と同じようにスライドグラスにはったまま取り扱えるようにした.いわゆる"ゲラチンスライドはり付け法"については既に紹介したが,今回は神経膠細胞の鍍銀法に本法を応用した結果について報告する.
ホルマリンなど水溶性の固定液で固定した組織をガム・サッカロース液に入れてなじませ,クリオスタットで巻き込み防止板(Antiroll plate)を使用して薄切した切片を,遊離切片とすることなく,このまま直接ゲラチンスライドにはり付けて,凍結切片を使用する各種の染色法を,ちょうどパラフィン切片と同じようにスライドグラスにはったまま取り扱えるようにした.いわゆる"ゲラチンスライドはり付け法"については既に紹介したが,今回は神経膠細胞の鍍銀法に本法を応用した結果について報告する.
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