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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻5号

1975年05月発行

検査室の用語事典

病理学的検査

著者: 若狭治毅1

所属機関: 1東北大・病院病理部

ページ範囲:P.558 - P.558

文献概要

38) Feulgen's reaction;フォイルゲン反応
 核酸を弱酸で長く煮沸すると,DNAはRNAより速やかに水解されて,ヌクレオチツドに分解し,更にプリン塩基を遊離する.DNAからグアニンとアデニンを除いた物質はSchiff試薬(塩基性フクシンを過剰の亜硫酸と混合して脱色させたもの)によってアルデヒド特有の呈色反応を呈する.これを応用してDNAの定性が可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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