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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻5号

1975年05月発行

文献概要

Senior Course 血清

—最新の免疫学的検査法—血漿タンパク研究の進歩

著者: 冨永喜久男1

所属機関: 1九大医療短大部

ページ範囲:P.564 - P.565

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 血漿タンパクの分析は種々の病態の理解に非常に有用で(例えそれだけで診断がつくという場合は少ないにしても)あるので古くから種々の分析法が工夫されてきている.血漿タンパクの臨床的分析法としては何よりも電気泳動法および定量法が中心となるが,この2法の進歩によりもたらされた最近の大きな収穫として,血漿タンパクの遺伝的欠乏とそれに伴う病態および血漿タンパクの遺伝的多様性をあげることができる.本稿ではこれら分析法の進歩と,得られた知見について概説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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